ボランティア報告 from アミ

被災地支援ネット信州

2011年05月06日 18:31

今回私は4/29〜5/3まで宮城県に行ってきました。
専修大学にテントを張り、そこを拠点としてボランティアをさせていただきました。
専修大学は石巻災害復興支援協議会があり、そこに沢山のボランティア団体が集まり拠点となっている場所です。
私は今回Y君(1ヶ月以上ボランティアに参加しています)の紹介で、インフォメーションに「整体師募集!」とあるのでいってみたら〜
と聞き、整体は出来ないけど他のマッサージなら出来るかな・・・と飛び込みで行ってみました。
個人ではじめたグループのようで、始めは整体師さんタイマッサージの方と3人で始められたようです。
それなのに・・・繋がりつながり、整体師・鍼灸マッサージ・柔道整復師・快医学・アロマ・理学療法士・指圧・理容師・美容師・、、、などなど、その方面のプロフェッショナルな方々がどこからともなく集まってきていました。
私たちは手の届かないところ(大きなところは団体が介入し支援が出来ているので)に、チームに別れてあらかじめアポを取った、避難所やお家をまわらせていただきました。
中にはニーズの聞きとり役の方もいて、小さなことでも答えていけるように、みんなで連携をとりながら行ってきました。
1グループに整体師・美容師・理容師・アロマ、、、とチームになって動きました。
私は今回、以前やっていたアロママッサージが役に立ち、そして足圧法(楽健法)・指圧をさせていただきました。
行った場所は被害の大きかった、南三陸・東松島です。
南三陸は広範囲で津波の被害が大きく、人間によって作られたものはすべて破壊されていました。唖然とする風景、これが現実で自然の猛威の凄さに言葉を失いました。そして、温かくなるにつれてヘドロやいろいろな臭いが漂っていました。

しかし、避難所も悲しみや苦しみ、絶望ばかりではありませんでした。
みんなが協力し、以前行った時よりも沢山の笑顔が増えていました。
「私たちも頑張るから、皆さんもがんばって」
「ありがとう。また再生した松島に遊びに来てね!」
などなど、、、暖かい言葉をこちらが頂き、エネルギーの交換をして共に生きている実感が、ここにはありました。
決して自分のエゴにならないように、小さな援助も繋げてつなげて、いっぱいの笑顔が増えていきますように・・・

今回も安曇野から皆様に支えられて行ってこれたことに感謝します。

アミ

関連記事